ロードバイクは本体も高額ですが、パーツやウェアなどにもかなりのお金がかかります。
私もロードバイクを始めてからというもの、なぜかお金がたまらないという不思議な日々を過ごしてみました。今回この記事を書いていて納得。そりゃ貯まらないわ。
必要なものなので、ある程度はお金をかけていいと思いますが、あれやこれやと試しているとあっという間にお金が飛んでいきます。
今回は、初心者の方に向けて、私がここ数年間で購入し、今でも利用しているものをご紹介します。
Contents
これがなければ走れない超必須アイテム
自転車として走るために最低限必要なのがこちら
フロントライト
これがないと夜は走れません。法律上でもアウトです。
必ずつけるものですが、それゆえに安いものもたくさん出てきます。
しかし、安いものは総じて暗い!
ロードバイクは普通の自転車よりも格段に速いです。
それゆえ、夜道を走る場合はより遠くまで照らせないと危険です。
安全に対してはお金をかけるべきでしょう。
最低限、これぐらいの明るさは欲しい。
これなら真っ暗な道でも安心。
リアライト
もともとついてる赤い反射板でもいいですが、安全上必須と言えるでしょう。
小型だけど明るい。USB充電式。
明るさと振動を感知して自動で点灯するタイプ。
ベル
これがないと公道を走れません。これも法律で決まっています。
かといってむやみにならしてはいけません。
キャットアイのライトを使っている場合はおすすめ。ライト用のブラケット(取付パーツ)に一緒に取り付けられます。ハンドルの限られたスペースを節約できます。
ペダル
大抵のロードバイクはペダルがついていません。
これもあとあとアップグレードしていくことになりますが、最初は普通の靴でも使えるフラットペダル。
ちょっとレベルアップしてペダルと靴がくっつくマウンテンバイク用のSPDペダル。
最終形がレースにも使えるロードバイク用のSPD-SLペダル。
3つも買い替えるのはお金がかかりますし、2つ目のマウンテンバイク用のSPDでも満足できます。
なので普通の靴でもSPDシューズでも使えるこちらのペダルがおすすめ。
ロードバイク乗りなら持っていて当たり前アイテム
ボトルケージ
ドリンク以外にもいろいろ載せられて便利です。
ロードバイクは、ボトルケージを2つ付けられるようになっています。
基本はボトル1本+ツールボトルまたは輪行袋といった組み合わせにしています。
夏のロングライドではボトルを2本にし、ツールはサドルバッグなどに入れます。
シンプルな作りが気に入っています。
ドリンクボトル
こまめに水分補給をするためにも、すぐに飲めるタイプが便利です。
ヘルメット
なぜかロードバイクに乗っているのにヘルメットをかぶらない人がいますが、大変危険です。
しかし、日本人にヘルメットが似合わないのも事実。
キノコ頭になりやすい。
そんな場合は、日本人に合わせて作ったヘルメットを着用しましょう!
ロードバイクは車道を走るもの。何が起こるかわかりません。
サイクルグローブ
まず、ハンドルを握ったときに滑りにくくなります。
それだけでも長時間走った時の疲れを緩和できます。
また、振動も和らげてくれます。
そして、万が一転んだときにてを守ってくれます。
一度派手に落車しましたが、グローブがボロボロになっただけで手は無事でした。
指をひっかけて一気に抜けるのが便利です。
ゴーグル
私は眼鏡があるのでかけてはいませんが、裸眼だと目が乾いてショボショボしてくるのでゴーグルも必須です。
眼鏡をかけていても、面積が小さくて風を防ぎきれない場合があります。
その場合はスポーツ眼鏡を作ってみるのもよいでしょう。
ツールボトル、サドルバッグ
工具もフレームに取り付けられます。
ツールボトルは、携帯用工具などを入れる筒状のケースです。
サドルバッグはサドル後ろに取り付けます。
一般的なツールボトルよりも長めです。後で紹介する携帯用ポンプが入るので便利です。
夏場にツールボトル、輪行袋、タオルを入れてもまだ余裕があります。
日帰りであれば十分な大きさ。
ロードバイク用携帯工具一色
ロードバイクは長距離を走るものです。走る距離が長くなればなるほど、パンクの可能性も増してきます。自転車屋さんが近くにない場合もあります。そんな時のために、パンク修理は最低限自分でできるようになっておく必要があります。その他トラブル対応用に、少なくとも以下のアイテムは持っておきたいです。
携帯ポンプ
普通の携帯ポンプはある程度まで空気を入れると、その圧力に負けて動きが硬くなり、なかなか空気が入らくなります。
ロードバイクの空気圧は普通の自転車よりも高めにする必要があるのですが、なかなか満足のいく空気圧になりません。
しかし、このポンプは何回入れても動きが硬くならない!
ほぼ一定の力で空気を入れ続けられます。
しかも、押すときと引くとき両方で空気が入ります。とにかくすごいポンプです!
3週間、職場に放置していた自転車のタイヤに、このポンプで空気を入れて帰宅しました。家に着くころには、携帯ポンプで空気を入れたことを忘れていたくらいです。
自転車を上下逆さまにして入れていけば、普通の空気入れと比べてそん色ないくらいまで空気を入れられます。
予備チューブ
自転車はいつパンクするかわかりません。
ロードバイクは高速で走るため、空気圧が低い状態で段差にぶつかると、パンクする恐れがあります。
以前、前後同時にパンクしたことがあるので、できれば2つ持っておきたいです。
それなりにいいタイヤに履き替えるとパンクは格段に減りますが、ほかのサイクリストが困っていた時のための予備としても持っておきたいものです。
携帯ツール
ドライバーや六角レンチのセットです。
トラブルがなくても、サドルの高さを変えたいときなどに重宝します。
パンク修理時にタイヤを外すためのタイヤレバーもついています。
タイヤレバーがたくさんあった方がいい場合はこちらを
軍手
チェーンが外れたときなど、使いどころは結構あります。
軍手なしでチェーンをはめると悲惨なことになりますので、ツールボトルに最低限片手分は入れておきましょう。
普段のメンテナンスにも使うので、まとめ買いをしておいてよいでしょう。
カギ
自転車が盗まれたら意味がありません。必ずつけましょう。
原則は地球ロック。地面に固定されているものに自転車もつなぎます。
フレーム、ホイール、固定物にワイヤーを通してロックします。
もっと頑丈なものもありますが、本気で盗もうと思っている人はそれすらも破る工具を持っているので、そこまで仰々しくなくてよいでしょう。
もっと高い自転車やホイールを買ったら検討します。
ばんそうこう
けがをしたときの応急処置用です。
できれば、消毒液やポケットティッシュもあるといいのですが、都会であればコンビニで調達できます。
ばんそうこうも調達できますが、大きな傷に対応できるものはコンビニにもないので、大きめサイズを入れておくといいでしょう。
おわりに
まずは、走るうえで必要な最低限のものをご紹介しました。ここまでに出てきたものの価格を足してみると、執筆時で43,941円!(ライトは両方とも安いもの、ゴーグルの価格は抜いています)
これで最低限です。そりゃあ、お金がたまらないわけですね。
さて、この先はより沼にはまっていきます。より速く、快適に走るためのグッズを今後ご紹介していく予定です。
参考になれば幸いです。
